AFI Awards 2013一足早い、アカデミー賞の有力“指標”──AFIがベスト映画・ドラマ10本を発表/ 2013年12月16日 UP / アカデミー賞作品賞ノミネートの指標となる、アメリカン・フィルム・インスティテュートの2013年のベスト映画、そしてテレビドラマ10本のラインナップが明らかになった。Text: Sayaka Honmaアカデミー賞最有力候補の呼び声高い『ゼロ・グラビティ』。Gravity (2013) Warner Bros. / Photofest / Zeta Imageアメリカ映画界で最も権威のある団体のひとつ、アメリカン・フィルム・インスティテュート(AFI)による毎年恒例の年間ベスト映画・テレビドラマ10本のラインナップが発表された。芸術的、文化的に最も重要な功績を残した作品を選出するもので、映画部門には先週、日本でも封切られたアルフォンソ・キュアロン監督のSF超大作『ゼロ・グラビティ』(サンドラ・ブロック主演)や、今年度の賞レースを席巻しているスティーヴ・マックイーン監督の歴史ドラマ『それでも夜は明ける』(キウェテル・イジョフォー主演)、デビッド・O・ラッセル監督『アメリカン・ハッスル』(クリスチャン・ベール主演)などが選ばれた。ちなみに、昨年度のアカデミー賞作品賞ノミネート9本のうち、8本がAFIのベスト映画に選出されている。映画部門、及びテレビ部門のラインナップ10本は以下の通り(原題のアルファベット順)。映画部門『それでも夜は明ける』スティーヴ・マックイーン監督『アメリカン・ハッスル』デビッド・O・ラッセル監督『キャプテン・フィリップス』ポール・グリーングラス監督『フルートベール駅で』ライアン・クーグラー監督『ゼロ・グラビティ』アルフォンソ・キュアロン監督『ハー(原題)』スパイク・ジョーンズ監督『インサイド・ルウェイン・デイヴィス(原題)』イーサン&ジョエル・コーエン監督『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』アレクサンダー・ペイン監督『ウォルト・ディズニーの約束』ジョン・リー・ハンコック監督『ウルフ・オブ・ウォールストリート』マーティン・スコセッシ監督テレビ部門『ジ・アメリカンズ(原題)』『ブレイキング・バッド』『ゲーム・オブ・スローンズ』『グッド・ワイフ』『ハウス・オブ・カード 陰謀の階段』『マッドメン』『マスターズ・オブ・セックス(原題)』『オレンジ・イズ・ザ・ニュー・ブラック(原題)』『スキャンダル 託された秘密』『ヴィープ(原題)』