1月25日から公開の『神奈川芸術大学映像学科研究室』は面白いですよ。 私も現在芸術学科映像芸術系列ってのの学生なわけですが、他の音楽や美術の学生から見ると「変っ」っておもわれるところが多いみたいです。本人たちはそんな気全然ないんですけどね。 私たちは理論系の映画研究をしているのですが、それで「変」って思われているってことは、製作系の人なんて、もっと「変」じゃなきゃ映画製作なんてできないと思います。 で。この映画の主人公が勤めているのは映画製作系の大学研究室なんですね。研究室の助手なんて、もう、先生からも学生からもつきあげられて、ふりまわされて、の激務なんですよ。そんな板挟みの仕事に「も〜、辞めちゃおうかな〜」と日々考えているような主人公にふりかかる、ダイモンダイ。さてどうする、ってお話です。 きっかけは機材の返却に遅れた学生が、規則通り数日間の機材貸し出し停止を言い渡されたこと。課題の撮影にどうしても機材を使いたい学生が、機材室から無断で機材を運び出そうとして見つかり、落として壊しちゃう。さて、これは誰に責任があるのか。できるだけ学科内で秘かに処理しちゃおうとする先生たち ...