晩婚化や非婚化の影響により、親の介護を働き盛りの息子が担う息子介護の実態に迫るドキュメンタリー。2008年と2012年に放映されるや大反響を呼び、TXNドキュメンタリー大賞を受賞したテレビ番組「"母"が壊れて~息子介護の時代~」等二本から、追加撮影、再編集。下記は、ご本人も「十年介護」小学館文庫等を出版なさり、高校三年から介護の経験をされた、町 亞聖さんのFBからの文面です。友人が監督を務めたドキュメンタリー映画『和ちゃんとオレ』の試写会のお手伝いをしてきました。このFBでも紹介したことがあるアルツハイマーのお母さんを10年間在宅介護していたフリーライターの野田明宏さんを密着取材したテレビ企画を一本の映画にまとめたものです。介護のために多くの女性が離職を余儀なくされてきましたが介護は女性だけの問題ではありません。これから増えていく"息子介護"の厳しい現実をこの映画は描いています。介護虐待で加害者となるのは息子が40.7%。。。なぜ息子たちは追い込まれるのか?慣れない介護、経済的困窮、変わっていく親の姿を前に不安や焦りが募り手を上げてしまう。。。野田さんもそんな1人でした。"ただ和ちゃんと一緒にいたい"お母さんを想う気持ちは海よりも深く、在宅介護しかなかったと野田さん。「頑張っている人間がより頑張らなければならない介護社会は矛盾している」"いま助けて欲しい"のに支援が受けられていない日本の介護現場。和ちゃんは亡くなりましたが野田さんは自分と同じように親の介護をしている"息子介護"の現状を取材しています。『"介護その後"をどう生きるか?』奇しくも同じ10年という歳月を母の介護に費やした野田さんと私。野田さんは書き続けることが私は伝え続けることが母への恩返し。ぜひ多くの人に観て欲しいです。18日(土)からポレポレ東中野で公開されます!詳しくはこちら☞http://www.tv-tokyo.co.jp/kazuore/http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id347768/