深田晃司監督よりのメッセージ こんにちは。『ほとりの朔子』監督の深田です。初めてシネフィルアジアさんに登録してみて、その世界を覗いてみたばかりなのですが、ワクワクしています。思えば演劇の世界には「CoRich」という演劇の作り手とファンが渾然と参加する独自のSNSが発達していますが、このシネフィルアジアにもそういった無限の可能性を感じました。 しかもそこで、自作を取り上げて頂けるとのこと、光栄です。 映画『ほとりの朔子』は、明日18日から東京はシアター・イメージフォーラムにて公開となります。映画公開日の前の監督は何をしているかというと、ただ漫然と初日の成功を祈り待つばかり、ということはもちろんなく、宣伝メールの追い込みから作品の公式SNSの更新、インタビュー記事の校正、劇場に納品する上映素材のダビング(地方も同時に動いているので)からトークゲストへの打診、はては打ち上げの手配まで、目の回る忙しさです。今回の作品は、私もプロデューサーのひとりとして関わっているのでなおさらなのかも知れません。 映画はそんな作り手の暑苦しい苦労とは関係なく、リラックスして楽しめる作品です。主演の二階堂ふみさんに言わせれば「マイナスイオンが出ている」のだそうです。ぜひシネフィルアジアの住人の皆さんにも足を運んで頂けると嬉しいです。大阪では2月8日からシネ・ヌーヴォで公開になります。今後ともよろしくお願い致します。深田晃司(『ほとりの朔子』監督)