樋口尚文監督の、メッセージです。本日、情報解禁となりました。このたび、あの長谷川和彦監督へのロングインタビュー作品、題して「『青春の殺人者』という事件の現場」の総監督と聞き手をつとめさせていただきました。82分に及ぶ大作です。今朝から映画.comさんの独占取材が配信され、yahoo!ニュースなどでも流れております。http://eiga.com/news/20140117/4/この作品は、2月12日にキングレコードより発売の「青春の殺人者」ブルーレイ、DVDに贅沢なる特典映像として収録されますが、長谷川監督のご厚意ご尽力を得て、これまでに深く踏みこまれなかった制作時の「演出と脚本の激しい創造的相克」を一大テーマとし、長谷川監督が蔵出ししてくださった迫力の未発表資料もまじえて熱く語り尽くしたものです。しかも、野崎美波さんの作曲によるオリジナルサントラ”GOJI”まで付いているという凝りよう。長谷川監督といえば1970年代、「青春の殺人者」「太陽を盗んだ男」という日本映画史に屹立する過激なる傑作で、ティーンの映画ファンだったぼくらにどれだけ影響を与えたかわからない”伝説の巨人”。これまで単行本や新聞でいくつもゴジさん(=長谷川監督)の作品への偏愛を語ってきた私ですが、ようやく積年の質問をぶつけられて幸せでした!最初は出演をシャイに固辞されていたゴジさんに無理を言ってご登板頂いた甲斐あって、貴重な日本映画史の記録になりましたが、内覧の試写では皆さんエキサイティングにして深みに満ちたゴジさんの発言に笑い、驚き、圧倒されていました。ぜひご高覧ください! — 長谷川 和彦さんと一緒です。