「恋するミナミ」上映ラスト5Days!17:00〜18:45 大阪・シネ・ヌーヴォこの冬 恋をしたい。舞台は香港、韓国、そして日本!『マジック&ロス』、『新世界の夜明け』に続き、東アジアと日本の関係を焦点に描く無国籍の映像作家、「シネマ・ドリフター(映画流れ者)」を自称する中国系マレーシア人のリム・カーワイ監督最新作。『DON`T STOP!』で鮮烈な監督デビューを果たした小橋賢児が6年ぶりに映画の主演復帰。 関西弁と英語を使い分け、 見事にタツヤを演じる。人気テレビドラマ『半沢直樹』 やNHK連続テレビ小説 『梅ちゃん先生』でお馴染みの竹財輝之助 も韓国語と関西弁に初挑戦し、 シンスケを 熱演する 。 香港の美人編集者・シェリーン役には元ミス・マレーシアで、2013年に香港で歌手デビューも飾ったスーパーモデル、シェリーン・ウォン。韓国でテレビドラマや舞台、CMで活躍するペク・ソルアはキャビンアテンダントのソルアに扮する。そのほかシンスケの妻役は日米合作映画『Tsuyako』の藤真美穂、通訳・ナオミはニューヨークのブロードウェイで活躍した石村友見が出演する。国際色が豊かなキャスト、多彩的なスタッフ構成も本映画の魅力の一つ。企画・製作総指揮は、事業家としてシンガポールをベースに活動する加藤順彦。また 香港ロケでは香港新人監督賞を総占めした ツァン・ツイシャン 監督 (『ビッグ・ブルー・レイク』) 、韓国ロケではあのホ・ジノ監督 (『八月のクリスマス』) が率いる「 Film Ho 」の全面協力により撮影が行われ、さらに撮影監督・加藤哲宏、美術監督・塩川節子、録音・山下彩という、これまでのリム・カーワイ組以外のメンバーも参加。共同脚本には『あらしのよるに』の伊丹あき、人物デザインを NHK 大河ドラマ『龍馬伝』『平清盛』の柘植伊佐夫 が迎えられ、 主題歌『Fly Me to Minami』を JAZZIDA GRANDE feat.ナガシマトコモが歌うことでも話題を呼んでいる。storyストーリー香港のファッション雑誌の美人編集者・シェリーンは会社の新しい方針に従い、嫌々ながら年末に大阪へ出張し、繁華街のミナミを取材。カメラマンが急遽同行できなくなり、彼女は現地通訳・ナオミの弟であるタツヤを雇うことに。だがミナミは、一年でもっとも忙しい時期。シェリーンは、アマチュア同然のタツヤと一緒にドタバタと取材を敢行。やがてふたりには恋愛感情が芽生えはじめるが、ある誤解でその恋の行き先は思いがけない方向へ転換されていく。一方、 キャビンアテンダント をしながら、ソウルでセレクトショップを経営する女性・ソルア。洋服などを仕入れるため大阪を往復する彼女には、在日韓国人の恋人・シンスケがいる。家庭を持ち、コリアンタウンで韓流グッズ店を経営しているシンスケとは数年前、彼がソウルへ語学留学に来た際知り合った。シンスケが日本に帰ってからも、ふたりの恋は続いているが、これ以上、微妙な関係に耐えられないソルアはある決意をする。それぞれの苦しい恋は果たしてどんな結末を迎えるのだろうか。リム・カーワイ(監督・脚本・編集・プロデューサー)1973年マレーシアのクアラルンプール出身。1998年大阪大学基礎工学部電気工学科卒業。通信会社で6年間エンジニアとして勤めた後、2004年9月に北京電影学院の監督コースに入り、いくつかの合作映画の現場(『プラスティック・シティ』『墨攻』『夜の上海』)で助監督や製作コーディネーターとして参加する。2005年、釜山国際映画祭主催のAFA(アジア・フィルム・アカデミー)に選ばれ、侯孝賢の下で演出を学んだ。2009年 北京で撮影した『アフター・オール・ディーズ・イヤーズ』で長編デビュー。2010年 香港国際映画祭 、大阪アジアン映画祭 、サンパウロ国際映画祭 に公式招待される。同年、第2作目『マジック&ロス』を香港で撮影し、釜山国際映画祭 で初上映され話題を呼ぶ。同年、立て続けに撮った第3作目『新世界の夜明け』では CO2(シネアスト・オーガニゼーション大阪) の観客賞&技術賞をダブル受賞。2012年 東京国際映画祭アジアの風部門の審査員を務めた。2013年 台湾台南国際映画祭にて『Fly Me to Minami~恋するミナミ』をはじめ、短編も含めて全作品は特集されることになる。どこにも定住せずに漂流を続けており、作品ごとに場所やジャンルを変える、多層的な作品を撮る鬼才監督である。詳細は下記よりチェックイン!http://flyme2minami.com