というのはですね、アクション系のアメリカ映画なら主役はハントでしょう。もちろんこの映画でも二人が主役なんだけれど。アメリカンな前のめり人生楽しまなくちゃタイプのハントを盛りたてるためには、ラウダをやなやつにすれば簡単なんです。でも、ハワードはラウダの生き方をリスペクトし、ハントの生き方を愛している。どっちも大切にしていところがいいんですね。それがロン・ハワード監督のいいところ、いい人だなぁっていつも信頼して映画を見られるところだと思います。