★東京国際映画祭 アジアの未来部門「スペシャル・メンション」受賞★トロムソ国際映画祭 コンペティション部門 最高賞『オーロラ賞』受賞(ノルウェー)★エーテボリ国際映画祭出品(スウェーデン)★パンアジア映画祭(ロンドン)、グラスゴー映画祭(スコットランド)その他、映画祭続々出品予定。「祖谷物語-おくのひと-」『35mmフィルムで綴る、美しき故郷のものがたり。』INTORDUCTIONスタジオジブリ作品を彷彿とさせる映像美と感動! その美しくも厳しい大地に根をおろし、時代に翻弄されながらも逞しく生きる人々がいる。本作『祖谷物語―おくのひと―』は、そんな人々の営みを真摯に見つめ、現代社会が見失って久しい“本当の豊かさ”を見出そうとする意欲作である。東京を除く全てのシーンをオール徳島で撮影し、若草萌える春から雪に閉ざされた冬まで、四季折々の表情を見せる祖谷を克明に記録。また、揺れ動く人々の心情を温かに綴った物語は、スタジオジブリ作品「となりのトトロ」や「おもひでぽろぽろ」のように、誰の中にも眠る“心の故郷”を呼び覚まし、時空を遡ったかのような体験をさせてくれる。アクション女優、ダンサー、演技派俳優、異彩のキャストが集結! 主人公の女子高生・春菜を演じたのは「ハイキック・ガール!」「KG カラテガール」「女忍 KUNOICHI」など本格アクション映画の主演を務め、最近では井口昇監督の話題作「デッド寿司」や「ヌイグルマーZ」でコメディにも活躍の場を広げた武田梨奈。本作ではアクションを完全封印し、忍び寄る時代の変化や将来の不安に揺れ動く心の機微を巧みに表現。演技派女優としての新境地を披露する。春菜と暮らすお爺役には、ダンサー・俳優として国内外を問わず活動し、映画「たそがれ清兵衛」では日本アカデミー賞に輝いた田中泯。東京からやってきた青年・工藤役には、「赤目四十八瀧心中未遂」「キャタピラー」「さよなら渓谷」など、全身全霊の演技で映画界を揺るがしてきた大西信満と、これ以上ない豪華キャストが出揃った。 また、『殯(もがり)の森』『萌の朱雀』など、奈良を舞台にした作品で、世界的に活躍する映画監督・河瀨直美も女優として参加し、その独特の存在感で作品に彩りを加えている。自主製作の範囲を超えた“奇跡の自主製作”がここに誕生! 監督は、舞台となった徳島県出身の蔦哲一朗。東京工芸大学時代にアナクロ映画集団「ニコニコフィルム」を立ち上げ、前作『夢の島』を発表。デジタル化に堂々と反旗を翻し、本当の「映画らしさ」を追求したモノクロ16mmフィルムによる撮影で、バンクーバー国際映画祭、イギリス・グラスゴー映画祭などに出品。海外からも高評価を獲得した期待の若手監督である。待望の新作となる本作においても、完全35mmフィルムでの撮影を敢行。デジタル化が浸透していく映画業界の逆風に屈することなく、100年後、1000年後まで残る名作を制作しようと志高く撮影に挑み、世界の映画に引けを取らない映像美を実現した。2014年2月15日(土) 新宿K's cinema にて公開2014年3月29日(土) 名古屋 シネマスコーレ公開2014年春 大阪 第七藝術劇場公開その他、富山フォルツァ総曲輪、愛媛シネマルナティックなど、全国順次公開!公式サイトhttp://iyamonogatari.jp/