『第9地区』のニール・ブロンカンプ監督作品。もっとヒーロー物かと思っていたので肩すかしはあったものの、ストーリーは重苦しく、ノーブレスオブルージュとはかけ離れた富裕層に対する下層市民の怒りと苦しみを、短時間のスピーディな進行で描いています。とはいえ、僕はあまりこういう未来の富裕と貧困の二極化による差別のような描き方はあまり好きではないんだよなぁ。