カンヌ映画祭の開会式と閉会式の司会は人気者の証、だと思ってましたが今年は久しぶりに男性が勤めます。ランベール・ウィルソン。渋さを増していい男になってきた男優さんです。カンヌでは「神々と男たち」がグランプリをとったりしていますが、今年の抜擢にはアラン・レネへのリスペクトがあると思います。ここしばらくレネ作品の常連になってましたものね。今年のカンヌは5月14日から25日まで。コンペ審査委員長はジェーン・カンピオン、短編とシネ・フォンダシオンの審査委員長がアッバス・キアロスタミときまり、オープニングは二コール・キッドマンがグレース・ケリーを演ずる作品だと発表されています。開幕までそろそろひと月。昨年の様子を少しづつ思い出していきたいと思います。お楽しみにね。