ついに4/19(土)から『そこのみにて光輝く』全国公開が始まり、満席大入りのスタートとなりました!主演の綾野剛さん、池脇千鶴さん、菅田将暉さん、高橋和也さん、伊佐山ひろ子さん、田村泰二郎さん、呉美保監督を招いてテアトル新宿で行われた、初日舞台挨拶の様子をレポートいたします。司会:いよいよ初日を迎えました!そしてモントリオール世界映画祭ワールドコンペティションへの出品も正式に決まりました!一言ずつ、ご挨拶をお願いします。(会場歓声!!)呉美保監督(以下呉監督):野太い歓声が聞こえますが・・・(笑)晴天の初日を迎えることができ嬉しく思っております。ようやく映画が完成した実感がします。どうぞよろしくお願いいたします。綾野剛さん(以下綾野):僕には歓声はないんですね?(笑)(会場歓声!!)綾野:キャストの皆さんのキャラクターの強さがあったからここまでの力をもった作品ができたと思います。池脇千鶴さん(以下池脇):初日を迎え、嬉しい気持ちもありますが、なんだかさみしい気持ちもあります。 菅田将暉さん(以下菅田):たくさんの人に見ていただきたい作品です! 高橋和也さん(以下高橋):なんとも晴れやかな気分です!叙情的な作品なうえ酷い男の役だったので台本を読んだとき迷いましたが、やって良かったなと思っています。伊佐山ひろ子さん(以下伊佐山):今考えてみると撮影が懐かしく胸がいっぱいになります。とてもいい映画に仕上がっていると感じています。田村泰二郎さん(以下田村):妙な役でしたが楽しかったです。とにかく思い出深い作品になると思います。司会: 撮影の思い出などありましたらお聞かせください。綾野:多々ありますが、拓児を抱きしめたシーンが思い出深いですね。拓児という人は自分を愛せない人間なので・・・。彼を抱きしめた瞬間、達夫も家族を持つ決意をしたのかなと思っています。菅田: クランクアップのシーンですね。一人で自転車に乗るシーンなんですが、難しくて。ただそのシーンを撮るのに沢山のスタッフさんが協力してくれたので、とても感謝しています。池脇:海での撮影はすごく寒かったです。海の中なので特殊な撮影で初めてのことが多くて楽しめました。高橋:池脇さんとのラブシーンですかね。その節はありがとうございました。(笑)池脇:こちらこそ。(笑)高橋:綾野君とは恋敵だったので、気合を入れていましたが、初めて挨拶に行ったとき彼は車で寝てたんですよ!(笑)d相手に不足はないと思いましたね。伊佐山:色々ありましたが、綾野くんと池脇さんの海の中でのラブシーンが一番好きです。私がやりたかったんですが。 (笑)(会場笑い)田村:撮影のほとんどが寝ている役だったので、皆が楽しくやっている姿を見て羨ましかったです。(笑)司会: 最後に綾野剛さんと呉監督から一言お願いいたします。綾野:スタッフの皆さまも駆けつけてくれて、作品の熱さを感じています。自分を愛せない人、自分を抱きしめることができない人、そんな人の心になにか1つ明かりが灯ってくれればと思っております。8月モントリオール行ってきます。参加できるだけですごい評価だと思っております。佐藤泰志さんと一緒にモントリオールの風を感じたいと思います。ありがとうございました。呉監督: すごく自由で楽しくて、でも1つの方向をしっかり見ることができた作品だと思っています。愛を描きたいと思いました。決して綺麗な愛ではなく不器用ながら生きている姿を描きたかった。見てくれた人たちで愛の形を探してくれれば幸いです。本日はありがとうございました。