「トラック野郎」…映画監督・鈴木則文さん死去読売新聞 5月17日(土)5時23分配信 「トラック野郎」など東映の娯楽シリーズをヒットさせた映画監督の鈴木則文(すずき・のりぶみ)さんが15日、脳室内出血で死去した。80歳。 葬儀は近親者のみで行う。喪主は妻、早苗さん。 1954年、東映京都撮影所に入社。68年から「緋牡丹(ひぼたん)博徒」シリーズの脚本を担当、「緋牡丹お竜」のキャラクターを生み出した。 主演の菅原文太さんが愛川欽也さんとコンビを組んだ「トラック野郎」シリーズ(75~79年)は、長距離トラック運転手の珍道中を活写。全10作品を監督し、派手に飾った大型トラック「デコトラ」が話題を呼んだ。ほかに「伊賀野カバ丸」(83年)、「パンツの穴」(84年)など、様々なジャンルの娯楽映画を手がけた。