【元ネタ比較】前編/卑しくて情けない人間のもがき苦しみ、怒涛の後半から涙が止まらず『捨てがたき人々』人間の欲と業を暴くジョージ秋山の原作漫画を映画化このところ、鬼才漫画家・ジョージ秋山の問題作が見直されてきている。それまでは「恋子の毎日」や現在も連載中の「浮浪雲」といった、ポジティブで明るい作品に目を向けられることが多かった。・映画化が相次ぎ脚光を浴びる作家・佐藤泰志、ブームの火付け役が語る苦難の道ジョージ秋山は1970年に「銭ゲバ」と「アシュラ」を立て続けに発表し、人間のモラルを真っ向から問う内容に批判の声も高く、世間を騒がせた。「銭ゲバ」では極貧と不幸な生い立ちから、邪魔者を殺しながら金と名誉のために突き進む主人公を描き、「アシュラ」では平安時代に飢餓から人肉を貪り、我が子まで焼いて喰らおうとする母親を描いている。漫画界には気骨溢れる切込隊長がいるが、ジョージ秋山もそのひとりと言えよう。最近では福島県の放射能汚染の問題を描いた雁屋哲原作の「美味しんぼ」も話題だ。賛否は置いておくとして、まさにペンは剣よりも強しというところだ。詳細は下記までチェックイン![MOVIE Collection]前編http://www.moviecollection.jp/news/detail.html?p=6906中編http://www.moviecollection.jp/news/detail.html?p=6907後編http://www.moviecollection.jp/news/detail.html?p=6908