「オール・ピスト 東京」とはフランス・パリを代表する文化複合施設、ポンピドゥーセンターが2006年より毎年冬に開催しているアートイベントがとうとう日本に初上陸します。(*1)フランスのスキー競技で”枠にとらわれず、自由に雪山を滑走する”種目を意味する『HORS PISTES(オール・ピスト)』と題するこのイベントは、普段鑑賞の機会が少ない短・中編映像作品の紹介を中心に、アーティストによるワークショップ、シンポジウムの開催などを通して、表現の多種多様性を知覚・共有する新しいタイプの複合的なコミュニケーションプログラムです。パリ本国での昨年度および本年度の上映作品からの特別にセレクトした作品群に加え、日本のアーティストの作品を織り交ぜたオリジナル上映プログラムとシンポジウム、そしてフランスよりアーティストが来日しての(*2)ワークショップ開催。ここ東京とパリから、表現の領域を豊かに広げゆく、あらたなチャレンジがスタートします。*1:オール・ピスト東京はポンピドゥーセンターのオフィシャルプログラムです。ポンピドゥーセンターとオールピスト東京実行委員会の共催です。*2:ファッションデザイナーでアーティストでもあるAndrea Crews(アンドレア・クルース)が来日するほか、ポンピドゥーセンターのHORS PISTESディレクター、ジェラルディーヌ・ゴメスが来日予定です。“ディスカバリー”のテーマでは作家エレナ・ヴィロヴッチによる『バイ・バイ・タイガー』で開幕。「パリと東京で交差する視点」でギィ・ドゥボール監督『スペクタクルの社会』と山本政志監督『闇のカーニバル』が上映される。また、今回重要なアーティストに焦点を当てたプログラムでは「アンダーグラウンドの帝王』と言われる金井勝を取り上げている。アンスティチュ・フランセ東京を中心に都内数カ所で開催。公式ページhttp://www.horspistestokyo.com/jaアンスティチュ・フランセ東京http://www.institutfrancais.jp/tokyo/events-manager/cinema1406070622/