ディズニー発ニコニコ経由で「作品」を売るディズニーとニコニコが組むと、こうなった(1)武政 秀明 :週刊東洋経済編集部 記者 2014年04月05日「ディズニー発ニコニコ経由で「作品」を売る | インタビュー - 東洋経済オンライン」興行収入100億円の大台突破が確実視されている、アニメ映画『アナと雪の女王』。ディズニー・アニメーションの技術を、ふんだんに生かした迫力のある映像と、感動的なストーリーが人気の理由だ。ディズニーファンの間では、2013年に興行収入約90億円を記録した『モンスターズ・ユニバーシティ』のヒットも記憶に新しい。その市販映像作品を振り出しとして、ディズニーが日本発のユニークな取り組みを進めている。「MovieNEX(ムービーネックス)」という新しい概念の商品がそれだ。ムービーネックスは、ウォルト・ディズニー・ジャパンの、2013年11月発売作品からスタートした。見た目は一般的な映画のDVDやブルーレイディスクのパッケージと大差ないが、一度購入すれば、映画が記録されたディスクを使ってテレビやホームシアターシステムなどで視聴可能。さらに、パソコンやタブレット、スマートフォンなどさまざまなデバイスで、ネットを通じて、いつでもどこでも、映画の本編や、関連する多様なコンテンツが楽しめるようになる。ウォルト・ディズニー・ジャパンは順次、対応作品を拡充している。この裏側にいるのが、日本最大級の動画配信サイト「niconico(ニコニコ)」を運営するドワンゴだ。ムービーネックスからデジタルコピーした作品を、さまざまなデバイス上で視聴するためのプラットフォームを、ニコニコが提供している。つまり、ディズニーのムービーネックス対応作品を買えば、さまざまなデバイス上のニコニコで視聴可能となる。ディズニーのような映像コンテンツの巨大企業が、パッケージ作品とネット配信を束ねるのは、世界的に見ても珍しいケース。しかも、日本でのパートナーは、ニコニコという意外な取り合わせだ。この取り組みの仕掛け人であるウォルト・ディズニー・ジャパン スタジオ部門の塚越隆行ゼネラル・マネージャーとドワンゴの川上量生会長の対談を、全3回連載でお届けする。詳細は、下記までチェックイン!東洋経済オンラインhttp://toyokeizai.net/articles/-/34673