「ざくろの色」などでカルト的人気を誇る旧ソ連グルジアの鬼才、セルゲイ・パラジャーノフの生誕90周年を記念した、特別上映の開催が決定した。日本未公開作品も紹介するファン必見の企画だ。1924年にソ連当時のグルジアに生まれたアルメニア人のパラジャーノフ監督は、47年から複数回にわたり投獄され、強制労働など不自由な生活を強いられながらも、監督や脚本家としてだけでなく、画家や工芸家として数多くの作品を残した。独特の色彩感覚と様式による作風は、死後20年以上を経た現在も、一層強く深く世界中の映画ファンをとりこにしている。「火の馬」「ざくろの色」「アシク・ケリブ」「スラム砦の伝説」「ピロスマニのアラベスク」(短編)と、日本初公開作となる「アンドリエーシ」「石の上の花」の2本を合わせた計7作品が上映される。「セルゲイ・パラジャーノフ生誕90周年記念映画祭」(www.parajanyan.com/)は、7月12~25日、ユーロスペースで開催!詳細は、下記までチェックイン!:映画ニュース - 映画.comhttp://eiga.com/news/20140621/3/