ワークショップ「こども映画教室」の試みを紹介し、子どもと映画という視点から教育のあり方を捉えた書籍「こども映画教室のすすめ」が、春秋社から発売された。「こども映画教室」は、金沢21世紀美術館で、2004年から毎年開催され、全国展開もしているワークショップ。国内外で活躍する映画監督を講師として招き、映画鑑賞、視覚玩具づくり、映画制作などを、子ども主体で行っている。本書では、「こども映画教室」の概要とレポート、海外の映画教室の映画事情や、子どもとの関係から生み出される映画の魅力、執筆者おすすめのテーマ別映画紹介などが、多岐にわたって論じられており、教育者はもとより、子どもを持つ映画ファンも楽しめる一冊だ。編著者の日本映画大学准教授土田環氏を筆頭に、「こども映画教室」代表土肥悦子氏、諏訪敦監督、映像作家の昼間行雄氏、子ども向け映画に特化したサイト「こども映画プラス」の工藤雅子氏 、川崎市アートセンターの村上朗子氏、羽仁進監督、是枝裕和監督、仏文学者の野崎歓氏が、執筆陣として顔をそろえている。税抜き2300円。詳細は、下記まで!映画.comhttp://eiga.com/news/20140622/7/