10回:カンボジアの大量虐殺を描く「消えた画 クメール・ルージュの真実」7/5公開大虐殺を生き延びたとは思えぬ、穏やかで静かなたたずまいだった。2013年秋の東京フィルメックス。「消えた画 クメール・ルージュの真実」のリティ・パニュ監督は、満場の客席に語りかけた。「ポル・ポト時代がなければ、父と同じ教師になっていたかもしれない」(写真中央がリティ・パニュ監督)日本では今年、アジアの負の記憶──大量虐殺を描いた映画が相次ぎ紹介されている。インドネシアの大虐殺を描いた「アクト・オブ・キリング」に続き、7月5日公開されるのは、カンボジアが舞台の「消えた画 クメール・ルージュの真実」だ。カンボジアでは1975~79年、ポル・ポト率いるクメール・ルージュ(カンボジア共産党)が、政権を掌握した。毛沢東思想を導入し、伝統文化を禁じ、知識人を排斥。都市部の人々は農村へ移され、強制労働に従事させられた。全土を恐怖政治の嵐が吹き荒れ、監視、拷問、粛清などで200万人近くが殺されたとされる。詳細は、下記まで!- 映画.comhttp://eiga.com/extra/tohmi/10/