第36回モスクワ国際映画祭で2冠の快挙!「私の男」 第36回モスクワ国際映画祭で2冠の快挙!写真(C)2014「私の男」製作委員会 熊切和嘉監督が桜庭一樹氏の第138回直木賞受賞作を映画化した「私の男」が6月28日(現地時間)、第36回モスクワ国際映画祭コンペティション部門で最優秀作品賞と最優秀男優賞(浅野忠信)の2冠を成し遂げた。同映画祭で、日本映画がグランプリを受賞するのは1999年の第21回で故新藤兼人監督作「生きたい」以来15年ぶり、最優秀男優賞は故加藤嘉さんが83年(第13回)に「ふるさと」で輝いて以来、31年ぶりの快挙となる。熊切監督は、「『私の男』は企画段階から完成に至るまで、さまざまなトラブルに見舞われた映画でした。それが、モスクワ国際映画祭でグランプリ&主演男優賞だなんて、神様もいたんだなあと! 最高です!」と喜びを爆発させた。さらに、「映画監督になって15年になりますが、結果的に『私の男』が今までで一番、『やりたい放題』やらせていただいた映画でした。映画を志していた少年時代に抱いていた思いが、確信に変わりました。これからは、より気合を込めて『やりたい放題』やっていこうと思います」と意欲を新たにした。また、最優秀男優賞に輝いた浅野は、「正直思い入れが強すぎて、焦ってしまったり、熱くなりすぎてしまうことがありました。まさかこんな形で報われるとは思っていなかったので、今は素直に皆さんに感謝しております」と感無量。そして、「自分はまともでない時もありますが、自分の好きなことに対しての情熱を強く信じております。ですから、これからも見続けていただけると嬉しいです」と語った。詳細は、下記までチェックイン!映画.comhttp://eiga.com/news/20140629/1/