林 家威(リム・カーワイ)監督、6月28日 スパイク・リーの「オールド・ボーイ」を観る。6月28日アメリカで、評判も興行も失敗したスパイク・リーがリメイクした「オールド・ボーイ」を見た。連日「私の男」「渇き」を見て、溜まった苛立と欲求不満は、一気に解消された。バイオレンスにしても、セックスシーンにしても、こちらのほうが上だけじゃなくて、余計なことをせず、丁寧に物語を語り、芝居を見せてくれたというような、単純な理由。そもそもオリジナルの、パク・チャヌク「オールド・ボーイ」ファンではないので。芝居としても、チェ・ミンシクよりも、ジョシュ・ブローリンのほうが、全然よかったなあ。第一級の演技というものがどんなものか、ジョシュ・ブローリンをみればいい。