本日7月19日から公開されたスタジオジブリの最新作『思い出のマーニー』は、イギリスの同名児童文学が原作だ。ジブリの宮崎駿・高畑勲の両監督が参加しない、次世代のジブリ作品として注目を集めているが、ジブリの鈴木敏夫プロデューサーは映画の関連イベントに出席した際に、男女の物語を重視する宮崎監督が作品に口出ししないように、女の子同士の作品を選んだと冗談交じりに話した。しかし、なぜ今の時代に『思い出のマーニー』が選ばれたのだろうか? 日本の心理学の功労者、故・河合隼雄氏はこの作品を傷付いたたましいの再生の物語と読み解いた。『子どもの本を読む』(岩波現代文庫)では、主人公アンナとマーニーの交流や、アンナを取り巻く人のなにげない対応が、心理学の見地からどのような効果があったのかを解説している。詳細は下記までチェックイン![LITERA]http://lite-ra.com/2014/07/post-256.html