映画『あいときぼうのまち』【トークショー情報】写真は篠原監督です。篠原哲雄さんのトークショー、いよいよ7月21日です!『人間を描く、人間を撮るということ』篠原哲雄さん(映画監督)×井上淳一(脚本)テアトル新宿15時55分の回上映後【トークショー情報】7月21日(祝)のトークショーは、映画監督の篠原哲雄さんをお招きし、『人間を描く、人間を撮るということ』と題してお送り致します。本作を函館港イルミナシオン映画祭に推薦して下さったのは、篠原さん。そこで、配給会社の太秦の社長である小林三四郎さんと出会い、本作はこのような幸運なかたちでの公開になりました。そういう意味で篠原さんは『あいときぼうのまち』の大恩人なのです。テアトル新宿15時55分の回上映後です。以下、篠原哲雄監督の涙が出るほど、あたたかい文章です。「あいときぼうのまち」7月25日金曜日までテアトル新宿で上映中。毎日15時55分から一回のみ上映。篠原、21日の上映後、脚本の井上淳一さんと。トークショウやります。この作品、縁あって以前に脚本だけ読ませてもらっていた。311の前後で福島双葉町のとある家族の形態が変わってしまった一家の物語ではあるのだが、一番親しいはずだった祖母と孫との間にある確執があり、そのことの描き方に僕は一番感情移入できたのだが、その脚本ではそれ以上に祖母の学生時代にあった出来事、もっと遡って祖母の父親が1945年の戦中にこんなことをしていたのかと驚きの事態までも示してくれ、とても興味深かった。この作品は原作小説から作られることの多い昨今、真のオリジナルで勝負していて、かつ今この時代にしか表現できないことに立ち向かっている。監督の菅乃廣さんは、様々な困難が生じたであろうこの作品の現場で事態を気負いなく丁寧にすくっていると思えそこに感心した。トークではそこらへんの話も含めしていくことになるだろう。映画は25日までやっています。この3連休、新宿で映画みるならこれでしょ!良かったらトーク見に来てください — 篠原 哲雄」