アカデミー賞レースに絡む作品が、多数プレミア上映されることで知られる、トロント国際映画祭のラインアップが発表されたと、米バラエティが報じた。毎年9月上旬に開催されるトロント国際映画祭は、アカデミー賞レースの登竜門的な存在になっており、今年のアカデミー賞で作品賞に輝いた「それでも夜は明ける」をはじめ、監督賞の「ゼロ・グラビティ」、主演男優賞(マシュー・マコノヒー)の「ダラス・バイヤーズ・クラブ」などは、すべて昨年のトロント国際映画祭で披露されている。今年のラインアップは、ケビン・コスナー、オクタビア・スペンサー共演の離婚ドラマ「ブラック・アンド・ホワイト」、「トレーニング・デイ」のデンゼル・ワシントンとアントン・フークア監督が再タッグ組む「The Equalizer」、ベネディクト・カンバーバッチ主演「The Imitation Game」、ロバート・ダウニー・Jr.主演「The Judge」など。9月下旬に開幕するニューヨーク映画祭が、デビッド・フィンチャー監督作「ゴーン・ガール」や、ポール・トーマス・アンダーソン監督作「Inherent Vise」などのプレミア上映を勝ち取ったため、例年ほどの華やかさには欠ける。 映画.comhttp://eiga.com/news/20140728/8/