ハリウッドでもリメイク作品が作られるなど、その独特な怖さで世界的に注目される日本のホラー映画。今秋には、ホラーゲーム「零~zero~」を原案とする実写映画『劇場版 零~ゼロ~』が、全国劇場で公開(9月26日~)されることになった。2001年にPlayStation2用ソフトとして発売され、累計130万本を売り上げた「零」シリーズ。その大きな特徴は、武器にもなるカメラ「射影機」を用いて謎を解決していくゲームシステムと、廃墟の日本家屋や板張りの廊下、日本人形といった和風ホラーの要素を盛り込んだ点。欧米でも販売され、人気を博している。17日には都内で、「『零』シリーズ最新作/メディアミックス発表会」が行なわれ、映画に主演する中条あやみと準主演の森川葵(あおい)、そして多数のホラー作品を手がける安里麻里(あさとまり)監督が登場し、トークショーを行なった。中条と森川はともにファッション雑誌『Seventeen』で活躍する専属モデル。「すごい毎日監督に怒られながらも、楽しく撮影しました」(中条)というように、撮影中も仲の良さを発揮していたようで、この日もその親密ぶりを見せつけていた。映画初出演にも関わらず、主演を射止めた中条に対し、安里監督は「美しいだけでなく、どこか近寄りがたいというか、神秘的な雰囲気のある」主人公に重ね合わせ、「この子しかいない!と決めた」とか。「近寄りがたい」という、ある意味ネガティブワードに対し、すかさず森川が「でも、実際は近づきやすいですよ」と、フォローを入れるやさしさを見せるも、イタズラやどっきりが趣味という中条は「下手したら私よりも不思議かもしれない(笑)」と、年上の森川をからかうように暴露。それに「いやいやいや、中条さんには負けますねー」と森川が言い返すなど、そのやり取りに会場は和やかな雰囲気に包まれた。週プレNEWS[週刊プレイボーイのニュースサイト]http://wpb.shueisha.co.jp/2014/07/18/32878/