９月第一週。今週は日本ホラーの新しいスター監督、白石晃士の『ある優しき殺人者の記録』と映画愛に満ちた唐沢寿明主演の『イン・ザ・ヒーロー』に注目！

９月になり、もう今年も残すは４ヶ月ですね。
一気に秋めくこの時期公開される映画。今週は公開作品は少ないですが、気になる作品をピックアップ致します。

まずは、洋画からは戦慄のデビューからモードの帝王と言われ、ファッション界の伝説となった『イヴ・サンローラン』。
彼の実像に迫った伝記ドラマが公開されました。
主演のピエール・ニネも魅力に溢れています。

ポール・ウォーカーの最後の主演作となった『フルスロットル』はリュック・ベッソン製作・脚本によるフランス映画「アルティメット」を英語リメイクしたサスペンスアクション。
リーアム・ニーソン主演の『フライト・ゲーム』は旅客機という密室空間で繰り広げられる戦いを描いたサスペンスアクション。アカデミー助演女優賞を受賞したルピタ・ニョンゴが共演。
他には『ザ・ヘラクレス』『ザ・マベッツ2ワールド・ツアー』が今週公開されました。

韓国映画では、「友へ　チング」から12年ぶり続編となる『チング　永遠の絆』。東野圭吾原作のベストセラー『さまよう刃』の再映画化作品も話題を集めています。

今週公開作品で、シネフィルアジアが注目なのは、昨年来、「ノロイ」「戦慄怪奇ファイル コワすぎ！」等でますます注目の白石晃士監督の『ある優しき殺人者の記録』。
POV方式のフェイク・ドキュメンタリーのスペシャリストにしてジャパンホラーの新しいスター監督が日韓合作でのサスペンススリラーをつくりあげました。
唐沢寿明５年ぶりの主演映画『イン・ザ・ヒーロー』は、映画愛に満ちています...普段は顔を見せる事のないスーツアクターの世界にスポットを当てた作品。25年間アクションスターを目指しつつも、スーツアクターだった彼に訪れた千載一遇のチャンスとは…。

他には新劇場版が制作される事が決定した『攻殻機動隊ARISE border:4 Ghost Stands Alone』と『サッドティー』の今泉力哉監督の『鬼灯さん家のアネキ』も公開…。

シネフィルアジアメンバーは「＃予告』チェック！
今週も、素敵な映画との出会いがありますように…。