鶴田 法男監督映画日誌 「 9月8日。昨日は小学生の娘と『STAND BY ME ドラえもん』を鑑賞。途中から娘は号泣。隣の私も号泣。」2014年 夏 公開｜映画「STAND BY ME ドラえもん」公式サイト

鶴田 法男

9月8日。昨日は小学生の娘と『STAND BY ME ドラえもん』を鑑賞。
途中から娘は号泣。隣の私も号泣。
ドラえもんの中でも名作の誉れ高い作品をいくつもくっつけちゃったのだから、ズルい作りであるけど、友情、勇気、希望、恋愛などがわかりやすく描かれていて、誰が見ても理解出来る見事なエンタメアニメという点で、「ドラえもん」はディズニーに負けないな、と娘の泣き顔を見て思いました。

でも、70～80年代いかにも子供向けの作品ばかりになって、じり貧状態に陥っていたディズニーアニメが、愛、友情、勇気というテーマをイヤらしくなくドラマチックに描く術を身につけて復活するのは、1989年の『リトル・マーメイド』からであって、「ドラえもん」はそのずっと前から「ドラえもんのために僕はどんなにジャイアンに殴られても頑張らないといけないんだ」とのび太はやっていたわけですから、藤子・F・不二雄さんだけでなく、最初にアニメにした日本のクリエイターの皆さんは凄いなあ、とあらためて感心しました。

http://doraemon-3d.com/
すべての、子ども経験者のみなさんへ。「STAND BY ME ドラえもん」8.8 ROADSHOW