髙野 てるみ(巴里映画)10月3日 。10月にはいったら、気持ちの良い夜風に恵まれる中、飯田橋ギンレイホール40周年記念上映の、神楽坂映画祭『映画主義で行こう』の一環で、フィルム映写機による野外上映に、『パリ猫デイノの夜』が選ばれました。パリの三日月の夜の出来事ですから、1日、2日の両日、夜空の下で観れるなんて、なんてぜいたくなのー。台風接近もものともせず、私もそうですが、ギンレイの女性支配人殿は超晴れ女なのだそうで、1日はみごと、雨降りなし。傘と合羽持参というみごとな観客もお越しくださり、皆さん、この愛すべき映画とフィルム上映の映写機も見られるとあって、お集まりになった。飯田橋は駅ビルラムラの前庭にて。珍しいカーボンを燃やして映像を写すという映写機もお目見え。うれしいのは、お勤め帰りの男子たちや、ママ友も来て、こう言うのはじめてー、という感じで、初体験を楽しまれたようです。あけて本日、2日は、余裕で三日月くらい出るだろうと思いきや、何と始まって20分位したら、雨が・・・。傘をさしながら見続ける方がいたのはともかく、さまざまなホッカブリ姿でかなりの雨量にもめげず、観続けて下さった方には感謝のしようもなかったです。さすが半数はラムラビルの軒下に避難するも、観続ける。帰る方がいなかった事実はすごすぎです。イヤー、うれしいですね。このパリ猫デイノは一目見たら忘れない猫だけに、惹きつけて止まない魅力が溢れているカリスマですね。DVDもレンタル開始したばかりですが、今更ながらにディノに脱帽、お客様には感謝、感謝。最後まで、雨の中、観て頂きありがとうございました。これを聞いたら、フランスの監督たちも感激するぞー。選んでくださったギンレイホールさんにも感謝です。40周年記念上映の名画の数々もまだまだ、これからが見所いっぱい。映写機がラムラに展示され、一見の価値ありです。http://www.ginreihall.com/event/