旧日本軍の従軍慰安婦を題材とした中国映画「黎明之眼」が、満州事変の発端となった柳条湖事件(1931年)がぼっ発した9月18日、中国で公開された。戦争中の日本人の残虐ぶりを強調し、中国人の愛国心を刺激する「抗日作品」だが、公開1週間を過ぎた観客の反応は「まずまず」といったところだ。「黎明之眼」は、慰安婦にされた女性、娘、孫娘の三代にわたる悲劇を描く。主演は往年の武侠映画の女性スター、チェン・ペイペイ(鄭佩佩)。実の娘で女優の原子[金惠](マーシャ・ユエン)との初共演で母娘役を演じている。メガホンをとったのは、かつて“ブルース・リーのそっくりさん”として活動した香港出身俳優の呂小龍(ブルース・リ)。物語のベースとなったのは、中国の作家・粛馬(スー・マー)が書いた脚本「地獄は何層あるのか」。スーの娘は日本でも公開された映画「シュウシュウの季節」を書いた女性作家、厳歌苓(ゲリン・ヤン)だ。詳細は下記まで!映画.comhttp://eiga.com/news/20140930/9/