第1次世界大戦前にカナダ・バンクーバーに実在した日本人野球チームの真実を描く映画「バンクーバーの朝日」の完成報告会見が10月15日、都内で行われ、妻夫木聡、亀梨和也、勝地涼ら主要キャストと石井裕也監督が顔をそろえた。ワールドプレミアとなった地元、バンクーバー国際映画祭では観客賞を受賞。上映に立ち会った妻夫木は、「僕が初めてバントを決めて必死になって走るところで、皆が大笑いしてくれて、受け入れてくれたんだと感動で涙が出た。不安が払しょくされ、心底この作品をやって良かった、生きていて良かったと感じるひと時だった」と感慨深げに振り返った。「バンクーバーの朝日」は、20世紀初頭、アメリカ大陸に渡った日本人移民の野球チーム「バンクーバー朝日」が、差別と過酷な労働に耐えながら実力をつけ、地元の人たちにも認められていく感動作。12月20日から全国で公開される。詳細は下記まで!映画.comhttp://eiga.com/news/20141015/22/