行定勲監督が演出を担当したWOWOWの新ドラマ「平成猿蟹合戦図」の第1話が10月11日、熊本・菊池で開催中の菊池国際交流映画祭でプレミア上映され、行定監督と俳優の高良健吾が舞台挨拶に立った。同作は、「悪人」「横道世之介」などで知られる人気作家・吉田修一氏の長編小説をドラマ化したもの。歌舞伎町のバーテンダーとして働く浜本純平(高良)、日本を代表するチェロ奏者の敏腕マネージャー・園夕子(鈴木京香)、まったく違う世界で生きていた2人がある事件を機に出会い、国政選挙に挑むことになる姿を描いた群像劇だ。連続ドラマ初挑戦となる行定監督は、過去に吉田氏の「パレード」を映画化し、ベルリン国際映画祭批評家連盟賞を受賞している。再び吉田作品を手がけることになるが、「連続ドラマではあるけれど、合計305分(全6話)の映画を作ったようでもある。そういう自由を与えてくれたチャレンジな作品だった」と振り返る。詳細は下記まで!映画.comhttp://eiga.com/news/20141012/1/