第27回東京国際映画祭CROSSCUT ASIA部門のタイ映画「36のシーン」が10月26日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで公式上映され、本作でメガホンをとったナワポン・タムロンラタナリット監督がティーチインに出席。終始柔和な笑みをたたえながら、コンセプチュアルな製作手法を明かした。「36」の意味を聞かれると、「1本のフィルムで36枚の写真が撮れるところからコンセプトを得ました。だから36枚。そして「例えて言うと、まるで友達のFacebookのフォトアルバムをのぞき見している感じ。見ていると、この頃は恋愛して楽しそうだけど、ある時は落ち込んでいるんだろうなと勝手に想像して話を作っていく」とユニークな発想法を披露した。また、ナワポン監督は10月25から東京・明治神宮外苑絵画館前で開催されている「TOKYO DESIGNERS WEEK2014」にアート作品を出品しているという。「ヤングクリエイター展アート部門においてあるので、もしお時間あれば見に来てください」詳細は下記まで!映画.comhttp://eiga.com/news/20141027/5/