第66回カンヌ映画祭ある視点部門最優秀作品賞を受賞したリティー・パニュ監督の「消えた画 クメール・ルージュの真実」で話題のカンボジア映画界から、期待の女性監督のデビュー作「遺されたフィルム」が第27回東京国際映画祭・アジアの未来部門でワールドプレミア上映された。ポル・ポト派に蹂躙された母国の映画史を発掘し、新たな形の“再生”を試みる現代に生きる少女の物語だ。このほど新鋭ソト・クォーリーカー監督、サンクム時代から活躍する名女優ディ・サーベットと主演の若手女優マー・リネットらが来日。クォーリーカー監督は、つらい時代を経て女手ひとつで育ててくれた母親を思い、時折涙を浮かべながら、作品へこめた思いを熱く語ってくれた。詳細は、 映画.comhttp://eiga.com/news/20141031/12/