第27回東京国際映画祭アジアの未来部門に選出された「太陽を失って」が10月30日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで上映され、ラッキー・クスワンディ監督とプロデューサーのサマリア・シマンジュンタックがティーチインに出席した。長年のニューヨーク生活を終え故郷ジャカルタに戻った32歳の同性愛者ギアと、かつての恋人ナオミの再会を軸に、亡き夫の愛人を探す49歳の未亡人、白馬の王子様を待つ24歳の女の3人がそれぞれの物語を紡ぐ。宗教、同性愛、買春などの繊細なテーマを通して、現在のジャカルタにおける社会の風潮を痛烈に風刺する。同映画祭では、本国でカットされたシーンもインターナショナルバージョンとしてそのまま上映された。 映画.comhttp://eiga.com/news/20141030/22/