第27回東京国際映画祭のアジアの未来部門で10月30日、トルコ映画「ツバメの喉が渇くとき」が公式上映された。トルコ北東部の山村を舞台に、村人が出演するドキュメンタリーと再現ドラマを並行させ、ダム建設反対運動をめぐる葛藤を描いた野心作。上映後のティーチインにムハンメット・チャクラル監督、プロデューサーのムラット・バスマン氏が出席し、日本の映画ファンと意見を交わした。黒海に近い山あいの静かな村に暮らす主人公ムラットは、仲間とともに自然保護を訴え、村の近くで進む水力発電所の建設反対運動を展開。激しい火花を散らすが、穏やかな日常を奪う自らの行動に葛藤を覚え始める。映画.comhttp://eiga.com/news/20141030/17/