仁科 秀昭「ミュージアムにおける展示映像製作」これはミュージアムの展示として製作した映像です。どの作品でも総合プロデューサーを務めています。作品によっては、脚本やディレクション(共同)などを手掛けていることも…。もともと映像の仕事には携わりたかったので、図らずも夢が実現しているといえますね。脚本を自分で手掛けるきっかけとなったのは、意識下ではやりたかったということもありますが、あるプロジェクトの折、外部のライターに脚本を依頼したところ、資料を斜め読みしてアレンジしているだけで、映像的な構成になっていないので、これなら自分が書いた方が良いという判断から手掛けるようになりました。また映画業界にいたら、おそらく一分野の専従(それはそれで重要なことなのですが)になっていたと思いますが、これらの仕事は、企画、脚本、撮影、ディレクション、編集まですべてのプロセスに関われるのが楽しいです。作品を来館者や関係者に見ていただいたとき「内容がわかりやすかった」といわれるのが、一番うれしいですね。