実力派俳優の内野聖陽が、芹沢央氏の第三回野生時代フロンティ文学賞受賞作を、大塚祐吉監督が映画化する「罪の余白」に主演し、男手ひとつで育て上げた娘の転落死の真相に迫る父親役を演じていることがわかった。映画としては異例といえる長期間のリハーサルを経た内野は、並々ならぬ意欲で11月1日から都内近郊での撮影に臨んでいる。内野が演じるのは、大学で心理学を教える安藤聡。若い頃に妻を病気で亡くし、男手ひとつで愛娘の加奈を育ててきたという役どころだ。その加奈が高校のベランダから転落死してしまい、絶望の淵に立たされる。自分を責める日々をおくる安藤の前に現れた、加奈のクラスメートだった少女の協力により、悪の根源ともいうべき絶世の美少女・咲との命がけの戦いが始まる。「罪の余白」は、2015年に全国で公開。映画.comhttp://eiga.com/news/20141108/2/