故森光子さんが2017回主演した舞台「放浪記」が来秋、俳優の仲間由紀恵さんの主演で6年ぶりに復活する。東宝が9日発表した。仲間さんはテレビで森さんと共演したり、森さん役を主演したりしたこともあり、東宝は「放浪記に取り組みたいという大きな意欲と森さんとのご縁」を起用の理由に挙げた。 「放浪記」は林芙美子の自伝的小説を舞台化したもので、森さんが1961年に初演。単独主演を続け、2009年、89歳の時、2017回の上演を記録した。仲間さんはNHK連続テレビ小説「花子とアン」では柳原白蓮(びゃくれん)をモデルにした役を演じるなど、注目されている。 森さんと仲間さんは、05年NHK放送80周年記念ドラマ「ハルとナツ 届かなかった手紙」で共演。朝日新聞デジタルhttp://www.asahi.com/articles/ASGB95D0GGB9UCLV00L.html?iref=reca