【モデルプレス】俳優の綾野剛(32)が、モデルプレスのインタビューに応じた。映画、ドラマ、CMと各方面から引っ張りだこの彼。それはすでに一過性の人気ではなくなり、“綾野剛ブランド”を確固たるものにしている。なぜ彼はこんなにも世間を虜にするのか…今回のインタビューでは、その理由を探った。◆“虐待男”から朝の顔に…活躍の理由は?2011年放送の連続ドラマ「Mother」(日本のテレビ系)で、芦田愛菜を虐待する役を見事に演じきり注目を浴びた綾野は、2012年NHK朝の連続テレビ小説「カーネーション」でヒロインの尾野真千子と恋に落ちる紳士服職人に抜擢され、知名度を一気に上げた。その後、映画、ドラマ、CMとコンスタントに出演し、2013年「八重の桜」で初の大河ドラマに出演、その頃から主要人物を演じることも多くなり、同年1月期「最高の離婚」(フジテレビ系)、4月期「空飛ぶ広報室」(TBS系)と続き、「東京ドラマアウォード2013」助演男優賞授賞、翌2014年には「第37回日本アカデミー賞 新人俳優賞」「第38回エランドール賞・新人賞」「第22回橋田賞・新人賞」と各賞を総なめにした。このほかにも主演映画「そこのみにて光輝く」が第38回モントリオール世界映画祭にて最優秀監督賞を授賞、同作品が2015年米国アカデミー賞外国語部門の日本代表作品にも選出されている。出演作は途切れることなく、今年公開の映画だけでも「ルパン三世」(2014年8月30日公開)など4本。来年も主演の「新宿スワン」をはじめ、すでに3本が控えている。ミステリアスなルックスにオーラ、幅広い役柄を演じることのできる確かな演技力…と活躍の理由もうなずけるが、それだけではないのが“俳優・綾野剛”だった。◆綾野剛が現場に好かれるワケ現在出演中のフジテレビ系連続ドラマ「すべてがFになる」(毎週火曜よる9時)の現場では、食べ物やシャンプー、下着などが常備された本人考案の“綾野商店”が設置されている。キャスト、スタッフが積極的に利用するなど、大好評だというこの商店。綾野は、そういった細やかな配慮こそ作品作りに欠かせない、一種のコミュニケーションツールだという。「コミュニケーションは大事です。人見知りな方もいらっしゃいますし、僕も得意ではないけど、想いを伝える。相手が今何を感じているのか、何を考えているのか、気づく必要性があると思うんです。自分さえ良ければいいという感覚は、捨ててますから」。こう語るように、現場での綾野はクールなイメージとは裏腹に、積極的なコミュニケーションを好む。「すべてがFになる」の現場でも、W主演を務める武井咲、重要な役どころを演じる早見あかりら共演者との交流を欠かさないようで「共演者とコミュニケーションをとっていることは、結果的に自分のためにもなっている。共演者の芝居が変わったら作品にも影響しますし、新しい感覚や勉強にもなる。コミュニケーションをとることで豊かになるんです」と重要性を説き、「意見の出しやすい環境作りをしないと、作品の為にならない、思ってることが言えない。納得のいっていない映像が一生残るわけです。それは時に役者にとって負担です」と役者論を展開した。詳細は下記まで!【モデルプレス】http://mdpr.jp/interview/1447350