アカデミー賞前しょう戦のひとつとして注目される、米ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞が、12月2日(現地時間)に発表された。 作品賞には、「マージン・コール」「オール・イズ・ロスト 最後の手紙」のJ・C・チャンダーが監督・脚本を手がけた「A Most Violent Year」が選出された。
「A Most Violent Year」は、暴力犯罪が横行し最も治安が悪かった1981年のニューヨークを舞台に、野心家の移民男性がビジネスと家族を守るため危険な橋を渡る姿を描いたクライムサスペンス。 作品賞のほかに、主人公を演じたオスカー・アイザックと、そのタフな妻を演じたジェシカ・チャステインがそれぞれ主演男優賞、助演女優賞に輝き、同作は計3部門を受賞した。