映画監督のフランチェスコ・ロージ氏死去=三大映画祭で受賞―伊時事通信 1月10日(土)22時56分配信 フランチェスコ・ロージ氏(イタリアの映画監督)AFP通信によると、2015年1月10日、ローマ市内で死去、92歳。気管支炎のため、数週間前から寝たきりの状態だったという。 伊南部ナポリ生まれ。法律を学んだ後、演劇や映画の道に進み、1948年ごろから故ルキノ・ビスコンティ氏らイタリアの著名監督の下で修行を積んだ。1958年の「挑戦」で映画監督として本格デビュー。国際石油資本の実態を描いた1972年の「黒い砂漠」で、カンヌ国際映画祭の最高賞(パルムドール)を受賞した。 1962年の「シシリーの黒い霧」でベルリン国際映画祭の監督賞、翌63年の「都会を動かす手」でベネチア国際映画祭の金獅子賞を獲得し、三大映画祭の全てで受賞歴がある。