2014年12月4日、高倉健と村上春樹。1人はすでに他界し、1人は健在で、全く異なる世代に属する日本人だが、この2人は中国で極めて大きな影響力を誇った、あるいは今も誇る人物であり、大衆文化の発信者だ。高倉健は、文化大革命(1966-1976)が終わったばかりの中国に入り込んだ、日本の大衆文化の代表的存在であり、村上春樹は1990年代の社会的雰囲気の中、中国で急速に人気を高めた。2人は中国の大衆文化の「空白」を埋めた存在であり、一種のシンボルとなった。後発近代化国家である中国が、先進資本主義国家が発信する大衆文化を受け入れ、その内在的な精神に影響を受けたことは、必然的宿命だ。逆に言えば、中国は今も、日本に対して高倉健や村上春樹のような人物を輩出することができておらず、巨大かつ持続的な影響力を持つことができないでいる。中国日報網が伝えた。 詳細は下記までレコードチャイナhttp://www.recordchina.co.jp/a98519.html