金子 修介監督の映画日乗1月11日。横浜ゲーテ座での「中村由利子NEW YEAR CONCERT」に西村由紀江さん(『101回目のプロポーズ』音楽)がサプライズゲストで登場、お二人で「哀しみのラプソディー」(『1999年の夏休み』劇中メイン曲)を連弾された。正月から何という幸福感。それまでも『百年の時計』に『おそろし』のテーマを奏でられていたので、まるで僕のための演奏会のような……いや、それは主観に過ぎるか、一人のための音楽では無い。連弾は西村さんの男性的とも言えるパフォーマンスが中村さんの真の女性と化学反応を起こし、新たなユニットの誕生を感じさせた。見よ、お二人の成熟した美しさを。凡百のアイドルもひれ伏すホンモノの芸であり美!。聞けば、五月には西村さんのコンサートに中村さんが参加されるという。ここに新たな芸術アイドルユニットの誕生の予感を感じるのは僕だけではなかろう。注目せよ!プロデュースしちゃうぞ。